一昨年「現代の名工」を受賞した杜氏・坂本俊氏は小柄のやさいい顔立ちで何処にでもいるような壮年を向かえた方です。
坂本杜氏は酒さえ造っていれば幸せという。
懐には全国のファンより送られた手紙を胸にしたため(女性からのだけ)仕事をしています。
蔵に入ると丁度、洗米の作業をしていました。
坂本さんがストップウオッチを持ち秒単位で酒のできに影響があるといいます。
そこから、迷路のように入くんだ階段を登ると麹室があるのですが、私の前をひょいひょいとかけあがりもう70歳を向かえた方にはとても思えない、エネルギッシュな人です。
麹を小蓋にこだわり今でも、「こうしたらどうか?いや、こちらのほうがいいか?!」と布団の中でも毎晩考えるのが日課になっているともいう。
他の蔵から破格の金額で向かえると言う話しも良く有るそうですが、坂本さんは
「私の下で働く若い子達の為にもお世話になった社長にも今は恩返しができれば言いと考えています。
お金はもうそんなに要らないのですよ。」
と自分の仕事に生きがいを感じてできればいいとおっしゃっておりました。
「純米吟醸・ながだれ」を世に出し、名人と呼ばれる方とのひとときは私を新鮮な気持ちにさせ、初心を思いだすいい時間でありました。
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坂本 俊さん
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