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酒のこばやし
好きな道
シドニー・オリンピックでマラソンの高橋選手の活躍には感動された方も多いと思いますが、その感動も冷めやらぬ、十月一日に乙焼酎の税率が変わり値上げになりました。
ウイスキー等の蒸留酒に比べそれまで低く押さえられた税率を同じにすると言う措置だそうです。
そこで洋酒メーカーは「飛んで火に入る・・」とほくそえんでいる事でしょうが、
芋焼酎を造る薩摩の島津藩には、今から丁度400年前の天下分目の関ケ原の闘いで
東軍を率いる家康の本陣めがけ「適中突破」を成し遂げた歴史をお忘れなく!
薩摩隼人をはじめ九州諸国では家康(洋酒メーカー)の陰謀に屈する事なく、
高品質な焼酎を造り本格焼酎ブームをブームで終らせる事のないよう、現在、造りに奮闘しております。
私もこれを書き上げて薩摩に向かますので、その奮闘をまたHPでお知らせしたいと思います。
ご期待あれ!
店主敬白
(リーフレット版「粋酔」の記事を原文のまま掲載しています。)
酒の豆知識
飲んでおいしい 知るともっとおいしい
14 あなたは黒麹派?白麹派?
焼酎特に芋焼酎のラベルによく「黒麹」使用とか「白麹」使用などの表示をご覧いただいて
いると思いますが、もう一つ日本酒や味噌・醤油造りに使われる「黄麹」もあります。
黒麹菌はもともと沖縄の黒麹菌がルーツであって鹿児島の白麹は黒麹菌の変異株です。
焼酎の味を左右する麹菌の代表的なものは次のようなものがあります。
「河内菌白麹」
爽快な酒質が特長
「河内菌S型白麹」
香り穏か・甘味がでる
「河内菌L型白麹」
香りを引き立たせ丸みある甘味
「河内菌G型白麹」
香り華やか・減圧蒸留(注1)に多く使用される
「河内菌黒麹G型」
香り高く深い味わい・切れのよさが特長
これらで醸された一次モロミにのその後、酵母と水と原料で二次仕込みされ蒸留されます。
焼酎酵母にも又、多種存在し酸に強い酵母が使用されております。
もう一つ大事な事が蒸留方法です。蒸留には二種類あり常圧蒸留と減圧蒸留という方法です。
常圧蒸留は大気圧下でする方法です。この特長は原料の成分が製品にほとんど移行るため
コクや旨味・香りをもった製品ができます。
芋焼酎と黒糖焼酎の多くはこの方法で造られます。
次に減圧蒸留ですが例えばお湯は大気圧下では、約100度で沸騰しますが、
富士山の頂上でお湯を沸かすと気圧が違う為もっと低い温度で沸騰するようになります。
即ち、減圧蒸留とは圧力かけて沸点を変えるのです。
そうする事でモロミが約50度くらいで蒸留できる為、
原料の特性である香味成分は蒸留されずに、軽いクセの無い焼酎ができます。
米・麦焼酎が多くこの方法で蒸留されております。
これはあくまでも好き好きですが、私はやはり米でも麦でも丁寧に仕込んだモロミを常圧蒸留された焼酎が好きです。
皆さんはどうですか?
黒麹派?常圧派?